みっくストア
mikutterのプラグインをいいかんじにパッケージ管理したかったやつです。 作成中です。未実装機能などもあるし、へんなバグもあるので、まだ実用しないようにお願いします。
gitコマンドが使える必要があります。
設定にみっくストアというのが追加されとるじゃろ
ここでは、Twitterのスクリーンネーム @mikutter_bot という人が自分のプラグインストア(mikutter_bot_store)を作成する手順を紹介します。ご自分のscreen_nameに置き換えてください。
プラグインストアは、あるmikutterプラグイン開発者のプラグインの一覧です。みっくストアが読めるフォーマットで書かれています。
みっくストアに並ぶプラグインは、標準ではほとんど何もありません。プラグイン開発者がプラグインストアを作成しておくと、ユーザはプラグインストアをインストールして、あなたのプラグインをみっくストア経由でダウンロードできるようになります。
UbuntuでいうところのPPAみたいなものです。
まず、私のプラグインストア兼サンプルである toshi_a_store をgithubでforkしましょう。toshi_aの部分を自分のSNに置き換えて、「mikutter_bot_store」とします。
https://github.com/toshia/toshi_a_store
plugins/ 以下を削除します。
$ cd ~/.mikutter/plugin/mikutter_bot_store $ rm plugins/*
ファイルのリネームも忘れずに。
$ git mv toshi_a_store.rb mikutter_bot_store.rb
mikutter_bot_store.rb を開いて、3行目の「Plugin.create 〜」の部分を以下のように書き換えましょう。
Plugin.create :mikutter_bot_store do
ストア自体のspecファイルとREADMEの修正を忘れないでください。まず、依存関係などを改めるために、specファイルは一度削除して、再度作りなおすと良いでしょう。後述の 「specファイルを作成」の節で紹介した方法で作成できます。
READMEは、適当に書き直しましょう。これで、toshi_aという文字がなくなって、完全にあなたのプラグインストアになりました。
mikutter_bot_store プラグインをpushして、Twitterなどでそれとなく宣伝してみましょう。基本的には、夜10時くらいにツイートすると一番PVが多い気がします。 他のユーザは、このプラグインをインストールすると、みっくストアからあなたのプラグインをインストールできるようになります。
もちろん、まだ何のプラグインも登録していないので、次の節で既に作成しているプラグインを登録します。
plugins/ 以下に、自分の書いたプラグインのspecファイルをコピーします。ここでは、teokureというプラグインを追加することにしましょう。
specファイルの作り方を解説します。知っている、又はもう作成している人はこの節は読み飛ばしてもいいです。
まずspecファイルを以下のようにして自動的に生成します。途中、対話的プロンプトで2つほど質問されるので、適当に答えてください。
$ /path/to/mikutter.rb spec ~/.mikutter/plugin/teokure teokure: name> teokure teokure: description> 残念なプラグインです
これでspecファイル(~/.mikutter/plugin/teokure/spec)が出来上がりました。
登録するプラグイン「teokure」のspecファイルを、mikutter_bot_store の plugins/ にコピーします。この時、specファイルは同時にプラグインスラッグにリネームしましょう。 でないと、複数のプラグインを登録する時、名前が衝突します。
cp ~/.mikutter/plugin/teokure/spec ~/.mikutter/plugin/mikutter_bot_store/plugins/teokure
コピーしたファイルを開いて、末尾に以下のような行を追加してください。
repository: git://github.com/mikutter_bot/teokure.git
「repository: 」のあとは、teokureプラグインをcloneするためのgitリポジトリのURLです。
あとは、mikutterの設定を開けば、プラグインストアのリストにteokureプラグインが表示されていることでしょう。
プラグインに機能追加して、そのプラグインの既存のユーザにそれを使ってもらう時は、バージョンを上げます。 バージョンは、specファイルの「version:」の値です。さらに、みっくストアがどのリビジョンをチェックアウトすべきかを指定するために、gitのタグで「version-x.y.z」というタグをつけておきましょう。 みっくストア側に書かれているバージョンが実際にインストールされているものより高くなったら、みっくストアからそのタグをチェックアウトできます。