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+date: 2024-07-22 09:00
+description: watchOS 10.6 beta 4 リリース、visionOS 1.3 beta 4 リリース、FoundationICU 0.0.9 リリース、ArgumentParser 1.5.0 リリース、swift-dependencies 1.3.3 リリース、Apollo iOS 1.14.0 リリース、ほか
+tags: watchos, visionos, tvos, macos, ipados, ios, foundation-icu, argument-parser, swift-dependencies, apollo-ios, realm
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+# 111 2024-07-22
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+## Apple のソフトウェアリリース情報
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+Apple が提供している OS や IDE のリリース情報です。
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+### 開発者向けベータ
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+- [watchOS 10.6 beta 4 (21U5574a)](https://developer.apple.com/news/releases/?id=07162024f)
+- [visionOS 1.3 beta 4 (21O5768a)](https://developer.apple.com/news/releases/?id=07162024e)
+- [tvOS 17.6 beta 4 (21M5068a)](https://developer.apple.com/news/releases/?id=07162024d)
+- [macOS 14.6 beta 4 (23G5075b)](https://developer.apple.com/news/releases/?id=07162024c)
+- [iPadOS 17.6 beta 4 (21G5075a)](https://developer.apple.com/news/releases/?id=07162024b)
+- [iOS 17.6 beta 4 (21G5075a)](https://developer.apple.com/news/releases/?id=07162024a)
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+## OSS のリリース情報
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+iOS アプリ開発でよく使われている OSS のリリース情報です。
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+### Apple
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+#### FoundationICU 0.0.9 - Foundation ICU
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+[https://github.com/apple/swift-foundation-icu/releases/tag/0.0.9](https://github.com/apple/swift-foundation-icu/releases/tag/0.0.9)
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+いくつかの改善が行われました。
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+#### ArgumentParser 1.5.0 - Swift Argument Parser
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+[https://github.com/apple/swift-argument-parser/releases/tag/1.5.0](https://github.com/apple/swift-argument-parser/releases/tag/1.5.0)
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+- 改善点
+    - サブコマンドがセクションに分けられ、多くのサブコマンドがある場合のヘルプ表示が改善されました
+    - Android および riscv64 プラットフォームの非公式サポートが改善されました
+
+- 修正点
+    - コマンドラインの補完スクリプトが、オプショングループ経由で含まれる引数を正しく補完するようになりました
+    - Strict Concurrency を有効にしてコンパイルする際や、Swift 6 の言語モードでのコンパイル時に発生する警告がいくつか解消されました
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+### サードパーティ
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+#### 1.3.3 - Dependencies
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+[https://github.com/pointfreeco/swift-dependencies/releases/tag/1.3.3](https://github.com/pointfreeco/swift-dependencies/releases/tag/1.3.3)
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+- 修正点
+    - Swift 6 の同時実行に関する修正が追加され、Xcode 16 beta 3 との互換性が向上しました
+    - SwiftWasm ランタイムの警告コードパスで発生する互換性のない JavaScript ログの削除が行われました
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+#### 1.14.0 - Apollo iOS
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+[https://github.com/apollographql/apollo-ios/releases/tag/1.14.0](https://github.com/apollographql/apollo-ios/releases/tag/1.14.0)
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+- 改善点
+    - @defer ディレクティブの実験的サポート：@defer ディレクティブを使用して、非同期で遅延選択セットを受信するモデルを生成できるようになりました。状態を判定するためのプロパティラッパーと、キャッシュの読み書きサポートもあります。この機能はデフォルトで有効ですが、実験的とされています
+    - SelectionSet に debugDescription を追加：生成されたモデルを Xcode デバッガーコンソールに簡単に表示する機能が追加されました
+    - Xcode 16 のエディタ設定ファイル：.editorconfig ファイルがプロジェクトに追加され、スペースとタブの設定などが自動で適用されるようになりました
+
+<!-- textlint-disable ja-technical-writing/sentence-length -->
+
+- 修正点
+    - Swift 6 でのローカルキャッシュのミューテーションビルドエラー：@apollo_client_ios_localCacheMutation ディレクティブで注釈されたフラグメントのプロパティを変更する際に発生するコンパイルエラーが修正されました
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+<!-- textlint-enable ja-technical-writing/sentence-length -->
+
+#### v10.52.2 - Realm
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+[https://github.com/realm/realm-swift/releases/tag/v10.52.2](https://github.com/realm/realm-swift/releases/tag/v10.52.2)
+
+- 改善点
+    - サーバーサイドのロールと権限の変更が、ローカル Realm の更新にクライアントのリセットを必要としなくなりました
+
+<!-- textlint-disable ja-technical-writing/sentence-length -->
+
+- 修正点
+    - `List<AnyRealmValue>` プロパティを持つオブジェクトを削除するとき、他の同期クライアントによって削除されたオブジェクトにリンクされていた場合、誤ったカスケードモードに切り替わり、カスケード削除が行われる問題を修正しました
+    - オブジェクトへのリンクを削除する際に、array_backlink.cpp:112 で発生するアサーション失敗を修正しました。この問題は、 `AnyRealmValue` 、`Map` 、または `List<AnyRealmValue>` 内のコレクションからリンクが来ている場合に発生することがありました
+    - オブジェクト削除時に array.cpp:319 で発生するアサーション失敗を修正しました。この問題は、 `AnyRealmValue` 内にネストされたコレクションがあるオブジェクトを削除するときに発生しました
+    - `SyncSession.wait(for .upload)` が、変更セットを生成しないコミットを一貫して処理するようになりました
+    - セッションが中断されている間に再開されると、同期クライアントがアサーション失敗を引き起こす問題を修正しました
+    - クエリサブスクリプションの追加や変更により発生するブートストラップのダウンロード中にセッションが中断された場合、再接続後に古いデータが含まれる問題を修正しました
+    - ダウンロードを承認する必要がない場合に発生する不要なサーバーラウンドトリップを修正しました
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+<!-- textlint-enable ja-technical-writing/sentence-length -->