KataGo-v1.12.3の適用と、CPU版エンジン(katago_eigen.exeとkatago_avx2.exe)の適用です。この2つのエンジンは、18Bネットの動作に関して公式版エンジンよりもだいぶ高速であることが期待できます。その違いはkatago_avx2.exeにおいてより顕著に現れるようです。
Lizzieの詳しい使い方については、下記のリンク先をご覧下さい。
https://www.h-eba.com/Lizzie/Lizzie/manual.html
Lizzieを起動すると、自動的に分析オンの状態になりますので、スペースキーを押して分析オフにして下さい。オン/オフの切り替えはスペースキーで行います。
Lizzie-improved-v3.3-non_RTX
CPUユーザー、NVIDIAのGTXシリーズのGPUが搭載されているPCを使用しているユーザー、NVIDIA以外のGPUが搭載されているPCを使用しているユーザー向けのパッケージです。
登録されているエンジン
・KataGo Eigen 10B・・・CPUユーザー用、安価で少し古いPCでも動く可能性あり。
・KataGo Eigen 18B・・・18BはCPU用エンジンでは重いですが、公式版よりはやや速いです。
・KataGo EigenAVX2 15B・・・CPUユーザー用、比較的新しいPCで動く可能性があり、eigen版より少し高速です。
・KataGo EigenAVX2 18B・・・公式版と比較してかなり高速であることが期待できます。
・KataGo OpenCL 18B・・・GPUユーザー用、新しく開発された18Bネットは40Bネットよりもかなり強力です。
・KataGo OpenCL 40B・・・現時点で最強40Bネットのs118。
・Leela0110-cpu・・・人間らしい手で分析したい場合にお薦め。
・Leela0110-gpu・・・↑のGPU版です。
Lizzie-improved-v3.3-RTX
NVIDIAのRTXシリーズのGPUが搭載されているPCを使用しているユーザー向けのパッケージです。
登録されているエンジン
・KataGo CUDA 18B・・・新しく開発された18BネットのCUDA版。OpenCL版より高速である可能性があります。
・KataGo CUDA 40B・・・現時点で最強40Bネットのs118。
・KataGo TensorRT 18B fast boot・・・非公式の高速起動版。CUDA版よりさらに高速ですが、初回起動に数分かかります。2回目以降は数秒で起動します。公式リリース版は2回目以降も20~30秒程度かかります。
・KataGo TensorRT 40B fast boot・・・18Bが40Bになっている以外は、上記の「KataGo TensorRT 18B fast boot」と同じです。
・KataGo OpenCL 18B・・・新しく開発された18BネットのOpenCL版。
・KataGo OpenCL 40B・・・40BネットのOpenCL版。
・Leela0110 gpu・・・人間らしい手で分析したい場合にお薦め。
executable-only-v3.3
KataGoのエンジン登録やweightファイルの入れ替えは済んでいて、Lizzie改良版のjarファイルまたはexeファイルのみ入れ替えたいという場合は、こちらをダウンロードして下さい。
Lizzie本体に関する変更点
・上部フレームの表示で、エンジンコマンドの表示が長すぎて、「プレイアウト」や「訪問数/秒」の表示が見切れてしまう場合がありました。エンジンコマンドの代わりにニックネームを表示することで、この問題を解決しました。
・GUI上でエンジンを登録した時に、コマンドの最後のほうを優先的に表示する仕様でしたが、コマンドの先頭部分を表示する仕様に変更されています。ニックネームを登録する場合に便利になりました。