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2_dcs-install.md

File metadata and controls

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DCSノードのインストールと登録

DCSノードのインストール

DCS Nodeは以下のような様々な場所へのインストールが可能です。

  1. ESXiへのインストール
  2. KVMへのインストール
  3. ハードウェアへのインストール
  4. AWSへのインストール
  5. Azureへのインストール

イメージはリンクから取得が可能です。https://docs.cloud.f5.com/docs/images

ESXiへのインストール

OVAファイルからDCS Nodeをインストールします。 少なくとも1ポートはNAT経由でのインターネットに接続できるポートが必要です。 デフォルトではシングルNICなため、複数必要な場合はOVAファイルのインストール後にNICを追加してください。

インストールの詳細はリンクを参照のこと。https://docs.cloud.f5.com/docs/how-to/site-management/create-vmw-site

esxi_ova1 esxi_ova2

KVMへのインストール

ISOファイルからからDCS Nodeをインストールします。 マルチNICが必要な場合はVirt-Managerなどで2NIC指定してください。 少なくとも1ポートはNAT経由でのインターネットに接続できるポートが必要です。 また、KVMではHuge pageの設定が必要です。 インストールの詳細はリンクを参照のこと https://docs.cloud.f5.com/docs/how-to/site-management/create-kvm-libvirt-site

インストール時に、NICのDevice Modelはvirtioを設定してください。 また、CPUは4vCPU以上、メモリは8GB以上を割り当ててください。

kvm_vm1 kvm_vm2

virshで実行する場合は以下のように実行してください。

virt-install --name vm1 --ram 8192 --vcpus 4 --disk path=/home/lab/kvm/vm1.qcow2,format=qcow2,size=20 --network bridge=bridge1,model=virtio --cdrom /home/lab/vsb-ves-ce-certifiedhw-generic-production-centos-7.2003.14-202006271045.1593259578.iso --noreboot --autostart --graphics vnc,listen=0.0.0.0,port=6951 --cpu host-passthrough

ハードウェアへのインストール

ISOファイルからからDCS Nodeをインストールします。確認済みのハードウェアはIntel NUCなどです。 新しすぎるハードウェアはLinuxで対応ドライバがない場合があり正常に動作しません。 また、NICなどによっても正常に動作しない場合があります。

現在確認が取れているハードウェアはWebサイトで確認してください。 https://docs.cloud.f5.com/docs/how-to/site-management/create-baremetal-site

HPEやDellのハードウェアの場合、インターフェイス名がem1やp1p1,eno1で表示される場合があります。 DCSイメージではeth0/eth1のみ扱えるため、dellやHPEのイメージが登録されるまで使用することができません。

ダウンロードしたISOはUSBなどにコピーし、ブータブルディスクとしてNUCなどからブートしてください。

flash

flashinstall

AWSへのインストール

Azureへのインストール

Tokenの設定

DCS Nodeの設定にはTokeが必要です。 ConsoleのCloud and Edge Sites > Site Management > Site TokensからTokenを発行してください。 “Name” を入力し、”Add Site Token”をクリックし、Tokenを作成します。

create_token1 create_token2

DCS Nodeの初期設定(CLI)

tokenなどの設定

DCS NodeにコンソールもしくはSSHで接続します。user/password = admin/Volterra123 初期パスワードはログイン後に必ず変更が必要です。ログイン後、Configureを設定します。(Static IPが必要な場合は先に次ページの設定が必要です)

  1. TokenはConsoleで設定したTokenを入力します。
  2. Site NameはDCS NodeのSite(クラスタ)名を入力します。あとで変更が可能です。
  3. hostnameはオプションです。master-0が設定されます
  4. Latitude/Longtitude(緯度経度)は有効な数値を入力します。あとで変更が可能です。
  5. Certified hardwareはイメージによって異なりますが、シングルNICの場合はxxx-voltstack-combo マルチNICの場合はxxx-multi-nic-voltstack-comboを選択してください。

dcs_cli

インターフェイスの設定

Static IPアドレスが必要な場合は “configura-network” でNICの設定を行います。 Single NICの場合は OUTSIDE、Multi NICの場合はINSIDEにもチェック(スペースで選択)を行います

SiteLocal = OUTSIDE SiteLocalInside = INSIDE となります。

SiteLocalInside GW,DNS2 addressはオプションのため、空欄も可能です。

WifiをOUTSIDEとして使用することも可能です。その場合はSSIDやPSKの設定を行います

dcs_interface

DCS Nodeの初期設定(WebUI)

DCS Nodeにブラウザで接続します。https://node-ip:65500 user/password = admin/Volterra123 初期パスワードはログイン後に必ず変更が必要です。ログイン後、Configureを設定します。(Static IPが必要な場合は先に次ページの設定が必要です)

dcs_local_web

Tokenなどの設定

TokenはConsoleで設定したTokenを入力します。 Site NameはDCS NodeのSite(クラスタ)名を入力します。あとで変更が可能です。 hostnameはmaster-0を入力します。 Latitude/Longtitude(緯度経度)は有効な数値を入力します。あとで変更が可能です。

dcs_token_web

Certified hardwareはイメージによって異なりますが、xxx-voltstack-comboもしくはxxx-multi-nic-voltstack-comboを選択してください。

DCS Nodeの登録

初期設定を行い、インターネットに接続するとConsoleのSystem NamespaceにSiteとしてDCS Nodeが表示されます。 サイトを選択し、AcceptするとDCS Nodeのセットアップが始まります。

Multi Master nodeの場合、cluster size3を選択します。 このとき、Cluster nameは3ノードとも同じ名前を設定し、DCS Nodeの初期設定時のHostnameは master-0,master-1,master-2と3ノードともユニークなホスト名を入力してください。 **回線速度などにもよりますが、20分程度かかります。

registration registration_accept

Sites -> Site Listに作成したdcs Nodeが表示されます。SW versionが “Successful”になると、プロビジョニングが終了しており、暫く経つと、Health Scoreが100になります。

registration_finish

ここでは2つのDCS node site1site2を作成します。

Labelの作成

DCS Nodeやpodなどに設定するLabelはshared labelまたは個別での手動設定が可能です。shared labelはshared Configurationより作成します。 Shared Configurationで作成したLabelはすべてのNamespaceで利用が可能です。

共通で使用すべきラベルなどを設定する場合に利用します。例えば site-setting というKeyを作成し、 kvmesxiなどのValueを持つLabelを作成し、SiteにLabelを設定します。

Manage -> Labels > Known Keys から Add known key でshared Labelsを作成できます。

shared_label1

ここでは以下のラベルを設定します。

  • Label key: pref
    • Label values: tokyo, osaka

shared_label2

Labelの設定

作成したラベルをDCS Nodeに設定します。Cloud and Edge Sitesの Sites -> Site list より、DCS NodeのManage Configurationより作成したラベルを追加します。 site1にpref:tokyo設定し、site2にpref:osakaを設定します。

site_label1 site_label2